our concept
多種多様で美しく一つとして無駄なものがなく死と生は繰り返されすべてが循環し関係し合いながら命は育まれ、紡がれ、変化しながら続いていくすべては生かし生かされあう関係それがこの地球の自然のしくみ
人間もまたその自然のしくみの中で生かされている存在
それがわかってるなら大丈夫
自然を汚し壊し奪い支配しようとするやり方はもうやめよう自然を敬い感謝し学ぶことでこれからの暮らしを作っていこう社会を変えていこう
その一つの方法としてOrganicな農場を営んでみようそして、いろんな生き物と一緒にこの地球で生きるを楽しもう
estd 1997
1997年4月開園。耕作放棄されていた牧草地を利用し、野菜づくりに取り組み始める。
以来、今に至るまで農薬や化学肥料不使用・地域資源循環型・少量多品目の季節の野菜を試行錯誤しながら栽培。
露地畑面積約50a(5000㎡)、ビニールハウス5a(500㎡)、年間30種くらいの作付け、春の育苗は山の落ち葉や糠を使った踏み込み温床にて行なっている。その他、平飼い(半放し飼い)養鶏50羽(有精卵)にも取り組んでいる。
野菜づくりと並行して、農場で採れた野菜や地元の果物などを使った漬け物やジャム、パン・焼き菓子など化学合成添加物を使わない加工品づくりも行なう。
販売はほとんどが口コミで、季節の野菜詰め合わせセットの発送・宅配、移動販売、イベント出店など様々な形態でお客様と顔の見える直売の形で行ってきた。形の悪いものや虫食い野菜も味わいの一つと寛大な心で受け止めていただき、ご理解・応援くださる方々に支えられてここまで続けてこられたと思っている。
併せて自然に囲まれた場所を生かした体験イベントや音楽ライブといった人や文化の交流の場づくりも企画・運営しており、これからも続けていきたい。
畑から加工、販売、イベント企画などを行なっているが、これらはバラバラのことではなく、「楽しい・美味しい・嬉しい」といったコトやモノをこの土地でもつくることができる、寧ろこの土地だからこそつくれるのだという気持ちをもって日々取り組んでいる。地域愛や地域循環、身土不二の信念に基づき、一貫してこれまでやってきた。
たとえ小さくても続けて取り組んできたことを活かし、またこの土地や支えてくださる方々への感謝の気持ちを還元すべく、志を共にする地元の仲間と協力しながら、人と農、人と自然、人と人を繋げ、楽しみながら、そして学びもあるようなイベントスペースとカフェ事業に取り組もうと準備を進めている。(2024年夏開業予定)
〈唄って料理する農婦〉深町 直子1996年、埼玉県比企郡小川町の金子美登氏の霜里農場にて1年間住み込み研修を経て、生まれ育った故郷江津に戻り、NAO FARM開業。担当 / 畑全般、加工、イベント企画。その他、nao-sun名義で唄う音楽活動もしている。近くCD発売予定。
〈農夫・パーマカルチャーデザイナー〉深町 桂市群馬県伊勢崎市出身。2001年、大手電子部品販社を退職し江津へIターン。しまね定住財団の体験事業でNAO FARMにて研修し就農。担当 / 畑全般、鶏のお世話、機械、販売、経理、薪づくり。その他、地元の江東地区の浜を愛するローカルサーファー、パーマカルチャーデザイナー。(2023年PDC受講)
est 1997